昭島市,西立川の整骨院,骨盤矯正ならHaru整骨院

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柔道整復師:小窪一春(Haru整骨院院長)

「めまい」と「吐き気」は、日常生活に大きな支障をきたし、不安を感じさせるつらい症状です。いつ起こるかわからないめまいや、常に感じる吐き気に悩まされている方も多いのではないでしょうか。これらの不調は、良性発作性頭位めまい症やメニエール病といった特定の疾患だけでなく、自律神経の乱れや首・肩のコリなど、さまざまな要因が複雑に絡み合って引き起こされることがあります。本記事では、そのようなめまいと吐き気の根本原因に対し、全身のバランスを整える「オステオパシー」がどのようにアプローチし、改善へと導くのかを詳しく解説いたします。この記事をお読みいただくことで、あなたのめまいと吐き気の原因への理解が深まり、オステオパシーによる施術で症状の軽減や日常生活の質の向上が期待できることがお分かりいただけるでしょう。

1. めまいと吐き気のつらさ 日常生活への影響

突然襲ってくるめまいと、それに伴う吐き気は、あなたの日常生活に大きな影を落としていませんか。世界がぐるぐる回るような感覚、あるいは足元がふわふわして地に足がつかないような感覚に襲われ、同時にこみ上げてくる吐き気は、言葉では表現しがたい苦痛を伴います。

このような症状は、いつ、どこで起こるかわからないため、常に不安がつきまとい、行動を制限してしまうことにつながります。めまいと吐き気があなたにもたらす具体的な影響について見ていきましょう。

1.1 仕事や学業への支障

めまいと吐き気は、集中力を著しく低下させます。パソコンの画面を見ていると目が回る、会議中にめまいがして発言できない、立ち上がるとふらついてしまうなど、仕事のパフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。

また、症状がひどい日には、出勤や通学自体が困難になり、欠勤や遅刻が増えることで、周囲に迷惑をかけているのではないかという精神的な負担も大きくなります。重要な場面で本来の力を発揮できないもどかしさや、周囲の理解を得られないことへの葛藤も、心に深く影響を与えることがあります。

1.2 家事や育児、外出への影響

日常生活においても、めまいと吐き気は様々な困難を引き起こします。キッチンで料理中にふらつきを感じる、洗濯物を干すために上を向くとめまいがする、買い物中に人混みで気分が悪くなるといった経験はありませんか。

小さなお子様がいらっしゃる場合は、抱っこする際にめまいがして転倒の危険を感じたり、一緒に公園で遊ぶことが難しくなったりと、育児にも支障をきたすことがあります。車や電車などの乗り物に乗るのも億劫になり、外出自体を避けるようになる方も少なくありません。友人との会食や旅行など、楽しみにしていた予定をキャンセルせざるを得ないこともあり、生活の喜びが奪われてしまうように感じるかもしれません。

1.3 精神的な負担と生活の質の低下

いつ症状が再発するかわからないという不安は、常にあなたの心に重くのしかかります。「まためまいが起きたらどうしよう」「この吐き気はいつまで続くのだろう」といった心配は、ストレスとなり、さらに症状を悪化させる悪循環に陥ることもあります。

趣味や友人との交流を諦めてしまうことで、社会とのつながりが希薄になり、孤独感や抑うつ気分を感じやすくなる方もいらっしゃいます。めまいと吐き気は単なる身体の不調に留まらず、あなたの生活の質(QOL)を大きく低下させてしまうのです。夜も安心して眠れず、睡眠の質が低下することで、さらに身体の回復力が損なわれるといった悪循環に陥ることも少なくありません。

2. めまいと吐き気の一般的な原因とは

めまいと吐き気が同時に起こることは、日常生活に大きな支障をきたし、非常につらいものです。これらの症状は、一時的なものから、何らかの身体の不調や疾患が隠れている場合まで、その原因は多岐にわたります。ここでは、めまいと吐き気を引き起こす可能性のある一般的な原因について詳しく見ていきましょう。

2.1 良性発作性頭位めまい症やメニエール病など

めまいと吐き気の症状が強く現れる場合、内耳に原因があることが少なくありません。代表的なものとして、良性発作性頭位めまい症やメニエール病が挙げられます。

  • 良性発作性頭位めまい症
    頭の位置を変えたときに、数秒から数十秒程度の回転性のめまいが起こるのが特徴です。内耳にある耳石という小さな結晶が剥がれ落ち、半規管に入り込むことで生じると考えられています。このめまいに伴い、吐き気を感じることもあります。
  • メニエール病
    繰り返す回転性のめまいとともに、難聴、耳鳴り、耳が詰まったような感覚(耳閉感)を伴うのが特徴です。内耳の内リンパ水腫が原因とされており、めまいの発作時には強い吐き気や嘔吐を伴うことが多く、非常に苦しい状態になります。

これらの他にも、内耳の炎症である前庭神経炎や、突発性難聴に伴うめまいなど、内耳の異常がめまいと吐き気の主な原因となることがあります。

2.2 自律神経の乱れが引き起こす不調

現代社会では、ストレスや不規則な生活習慣により、自律神経のバランスが乱れやすくなっています。自律神経は、私たちの意思とは関係なく、心臓の動きや呼吸、消化、体温調節など、身体のあらゆる機能をコントロールしています。この自律神経のバランスが崩れると、めまいや吐き気といった不調が引き起こされることがあります。

自律神経の乱れは、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなることで生じます。過度なストレスや疲労が続くと、身体が常に緊張状態になり、めまいや立ちくらみ、吐き気、動悸、倦怠感、不眠など、多岐にわたる症状が現れることがあります。これらの症状は、特定の疾患が認められない場合でも、自律神経の働きが不安定になっているために起こると考えられています。

2.3 首や肩のコリがめまいにつながることも

意外に思われるかもしれませんが、慢性的な首や肩のコリが、めまいや吐き気の原因となることがあります。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、姿勢の悪さなどにより、首や肩周辺の筋肉が緊張し、硬くなることで、以下のようなメカニズムでめまいや吐き気を誘発する可能性があります。

首の筋肉の緊張は、内耳への血流を妨げたり、平衡感覚に関わる神経に影響を与えたりすることで、めまいや平衡感覚の異常を引き起こすことがあります。また、首から肩にかけての筋肉の緊張が自律神経に影響を及ぼし、吐き気などの消化器症状を誘発することもあります。

3. オステオパシーとはどんな施術法

オステオパシーは、19世紀後半にアメリカで生まれた徒手医学です。身体全体を総合的に捉え、手技によって身体の構造と機能のバランスを整えることで、人が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出すことを目的としています。単に症状のある部位だけでなく、その症状がなぜ起きているのかという根本原因にアプローチすることを重視しています。

3.1 全身を一つのユニットと捉える考え方

オステオパシーの基本的な考え方は、「身体はひとつのユニットである」というものです。私たちの身体は、骨、筋肉、内臓、神経、血管など、すべての組織が互いに密接に連携し、影響し合っています。例えば、足首の小さな歪みが骨盤、背骨、そして首へと影響を及ぼし、最終的にめまいや吐き気といった症状につながることもあります。そのため、オステオパシーでは、症状が出ている部分だけを診るのではなく、全身のつながりやバランスを詳細に評価し、不調の根源となっている部分を探し出してアプローチします。

また、身体の構造と機能は一体であると捉えます。つまり、身体の構造(骨格や組織の配置)に問題があれば、その機能(呼吸、循環、神経伝達など)にも影響が出ると考えます。この哲学に基づき、身体の構造的な歪みや制限を改善することで、身体本来の機能が回復し、症状の改善へと導かれるのです。

3.2 手技による身体のバランス調整

オステオパシーの施術は、施術者の繊細な手によって行われる「徒手療法」が中心です。骨格の歪み、筋肉の緊張、関節の動きの制限、内臓の位置や動き、頭蓋骨の微細な動きなど、身体のさまざまな部分に触れ、その状態を詳細に評価します。そして、それぞれの状態に合わせて、非常にソフトなものから、関節の動きを促すようなものまで、多様な手技を用いて身体のバランスを丁寧に調整していきます。

具体的な手技は多岐にわたりますが、主に以下のようなアプローチで身体のバランスを整えていきます。

これらの手技は、患者さんの身体の状態や症状に合わせてオーダーメイドで組み合わされ、身体が本来持っている治癒力を引き出すことを目指します。決して強い力で行われるものではなく、身体に負担をかけにくい優しい施術が特徴です。

4. めまいと吐き気の根本原因にオステオパシーがアプローチ

めまいや吐き気の根本原因は、一つではなく、身体のさまざまな部分の不調が複合的に関わっていることが少なくありません。オステオパシーでは、これらの複雑な要因に対し、身体全体を一つのつながりとして捉え、手技によって根本的な原因にアプローチしていきます。ここでは、オステオパシーがめまいと吐き気の改善にどのように貢献するのか、具体的なアプローチをご紹介いたします。

4.1 頭蓋骨や仙骨の動きを調整し脳脊髄液の流れを改善

私たちの頭蓋骨は、一枚岩のように固定されているわけではなく、複数の骨がわずかに動きながら連動しています。また、背骨の最下部にある仙骨も、この頭蓋骨と連動してわずかな動きをしています。この頭蓋骨と仙骨の動きは、脳と脊髄を循環する脳脊髄液の流れに深く関わっています。

脳脊髄液は、脳や神経に栄養を供給し、老廃物を排出する重要な役割を担っています。もし、頭蓋骨や仙骨の動きに制限が生じると、脳脊髄液の循環が滞り、脳や神経機能に悪影響を及ぼす可能性があります。これにより、めまいや吐き気といった症状が引き起こされることもあります。

オステオパシーの施術では、頭蓋骨や仙骨のわずかな動きの制限を繊細な手技で特定し、その動きを正常な状態に調整していきます。これにより、脳脊髄液の循環が改善され、脳や神経への負担が軽減されることで、めまいや吐き気の症状の緩和が期待できます。

4.2 首や背骨の歪みを整え神経伝達を正常化

首から背骨にかけての脊柱は、脳から全身へと伸びる神経の通り道であり、私たちの姿勢を支える重要な柱です。この首や背骨に歪みが生じると、神経が圧迫され、脳と身体各部との情報伝達が阻害されることがあります。

特に首の歪みは、平衡感覚を司る三半規管や、自律神経のバランスに大きな影響を与えることがあります。これにより、めまいや吐き気だけでなく、首や肩の慢性的なコリ、頭重感などの不調を引き起こす原因となることも少なくありません。

オステオパシーでは、首や背骨の歪みを丁寧に触診し、その歪みのパターンや可動域の制限を特定します。そして、関節や筋肉に優しくアプローチすることで、歪みを本来あるべき状態へと整えていきます。これにより、神経への圧迫が解放され、脳と身体各部との神経伝達が正常化することで、めまいや吐き気の症状の改善へとつながるのです。

4.3 内臓の機能低下を改善し自律神経のバランスを整える

めまいや吐き気は、内臓の機能低下、特に消化器系の不調と密接に関連している場合があります。内臓は、自律神経によってその機能がコントロールされており、ストレスや疲労、身体の歪みなどが原因で内臓の位置がずれたり、動きが悪くなったりすると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。

例えば、胃や腸の機能が低下すると、吐き気を感じやすくなるだけでなく、自律神経の乱れを通じて平衡感覚にも影響を及ぼし、めまいを引き起こすこともあります。

オステオパシーでは、内臓を直接的にマッサージするのではなく、内臓を包む膜や周辺組織の緊張を緩め、内臓本来の位置や動きを取り戻すための手技を行います。これにより、内臓への血流や神経支配が改善され、内臓機能が向上します。結果として、自律神経のバランスが整い、めまいや吐き気の症状の緩和に貢献します。

4.4 全身の血流リンパの流れを促進し自然治癒力を高める

身体の隅々まで酸素や栄養を運び、老廃物を排出する血流やリンパの流れは、私たちの健康維持に不可欠です。これらの循環が滞ると、細胞への酸素供給が不足したり、老廃物が蓄積したりして、身体全体の機能が低下し、めまいや吐き気を含むさまざまな不調の原因となります。

特に、脳への血流不足はめまいの一般的な原因の一つとして知られています。また、リンパの流れが滞ると、体内に不要な水分や毒素が溜まりやすくなり、身体のだるさや吐き気につながることもあります。

オステオパシーの施術では、筋肉の過緊張、関節の可動域制限、筋膜の癒着など、血流やリンパの流れを阻害している身体の構造的な問題を特定し、解放していきます。これにより、全身の血流やリンパの流れが促進され、細胞レベルでの代謝が活性化されます。結果として、身体が本来持っている自然治癒力が高まり、めまいや吐き気の症状を根本から改善へと導きます。

これらのアプローチをまとめると、以下のようになります。

5. オステオパシーで期待できるめまいと吐き気の改善効果

オステオパシーは、めまいや吐き気の根本原因にアプローチすることで、単なる一時的な症状緩和にとどまらず、身体が本来持つ調和を取り戻し、持続的な改善を目指します。全身の繋がりを重視する施術だからこそ、多岐にわたる効果が期待できるのです。

5.1 症状の頻度や強度の軽減

めまいや吐き気の症状は、日常生活に大きな負担をかけます。オステオパシーでは、これらの症状の背景にある身体の歪みや機能低下に働きかけることで、症状自体の頻度や強度を和らげることが期待できます。

  • 回転性めまいや浮動性めまいの軽減:頭蓋骨や首の微細な調整により、平衡感覚に関わる神経や器官への圧迫が軽減され、めまいの発生頻度や、ぐるぐると回るような強いめまいの感覚が減少することが考えられます。
  • 吐き気や嘔吐感の緩和:自律神経のバランスが整うことで、胃腸の働きが正常化し、めまいに伴う吐き気や、慢性的な吐き気、胃の不快感が和らぐことが期待されます。
  • 立ちくらみやふらつきの改善:全身の血流が促進され、特に脳への血流が改善されることで、起立時の血圧調整がスムーズになり、立ちくらみやふらつきが起こりにくくなるでしょう。

具体的な症状の軽減について、以下にまとめました。

5.2 日常生活の質の向上と再発予防

症状が軽減されるだけでなく、オステオパシーは身体全体の機能を向上させることで、めまいや吐き気に悩まされない、より活動的な日常生活を取り戻し、将来的な再発を防ぐことにも貢献します。

  • 不安の軽減と精神的な安定:めまいや吐き気は、いつ起こるかわからないという不安から精神的なストレスを引き起こしがちです。症状が改善することで、その不安から解放され、心身ともに安定した状態へと導かれます。
  • 活動範囲の拡大:ふらつきや吐き気の心配が減ることで、外出や運動、趣味など、これまで制限していた活動に自信を持って取り組めるようになります。仕事や家事への集中力も向上し、生活の質全体が向上します。
  • 身体の自己調整能力の向上:オステオパシーは、身体が本来持つ自然治癒力を高めることを目的としています。施術を通じて全身のバランスが整い、脳脊髄液や血流、リンパの流れがスムーズになることで、身体が自ら不調を調整する能力が向上し、めまいや吐き気の再発予防へと繋がります。
  • 根本原因への継続的なアプローチ:症状の根本原因である頭蓋骨や背骨の歪み、内臓機能の低下、自律神経の乱れなどに継続的に働きかけることで、症状が再発しにくい身体づくりを目指します。

オステオパシーは、一時的な対処療法ではなく、身体全体を健康な状態へと導くことで、めまいや吐き気から解放された、充実した毎日を送るための土台を築きます。

6. オステオパシー施術を受ける際のポイント

つらいめまいや吐き気でお悩みのあなたがオステオパシー施術を検討する際、安心して施術を受け、より良い効果を実感していただくために、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。

6.1初診時に準備しておくこと

初めてオステオパシー施術を受ける際には、ご自身の身体の状態を正確に伝えるために、いくつか準備をしておくとスムーズです。

これらの情報は、施術者があなたの身体全体の状態を把握し、根本原因にアプローチするための大切な手がかりとなります。

6.2施術中の心構えと注意点

施術中は、リラックスして施術者の指示に従うことで、より効果的な結果につながります。

6.2.1 リラックスすることの重要性

施術中は、身体の緊張を緩め、リラックスすることが大切です。緊張していると、身体が施術を受け入れにくくなり、効果が半減してしまう可能性があります。深呼吸を意識し、施術者の手技に身を委ねてみましょう

6.2.2 痛みや不快感を感じた場合

オステオパシー施術は基本的に優しい手技で行われますが、もし施術中に痛みや不快感を感じた場合は、我慢せずにすぐに施術者に伝えてください。施術者はあなたの身体の状態に合わせて、施術の強さや方法を調整してくれます。

6.3 施術後の身体の変化と過ごし方

施術後には、身体に様々な変化が現れることがあります。これらの変化を理解し、適切に過ごすことで、施術効果の定着を促すことができます。

6.3.1 好転反応について

施術後、一時的にだるさや眠気、軽い頭痛などを感じることがあります。これらは身体が改善に向かう過程で起こる「好転反応」と呼ばれるもので、身体が本来の状態に戻ろうとする際に生じる自然な反応です。通常、数日で治まりますが、気になる場合は施術者に相談してください。

6.3.2 水分補給と安静

施術後は、身体の巡りが良くなるため、水分を十分に摂ることを心がけましょう。また、激しい運動は避け、ゆっくりと身体を休めることで、施術によって整えられた身体の状態を定着させやすくなります。

6.3.3 日常生活での注意点

施術で身体のバランスが整っても、日常生活での姿勢や習慣が悪いと、再び不調を引き起こす可能性があります。施術者からアドバイスされた姿勢の改善や簡単な体操などを、日々の生活に取り入れることで、めまいや吐き気の再発予防につながります。

6.4 施術回数と期間の目安

めまいや吐き気の症状、その原因は人それぞれ異なるため、施術回数や期間も個人差があります。施術者と相談しながら、ご自身のペースで継続していくことが大切です。

6.4.1 根本改善には継続が鍵

オステオパシーは、対症療法ではなく根本原因にアプローチする施術です。長年抱えてきた身体の歪みや機能低下を改善するには、ある程度の期間と継続的な施術が必要となることがほとんどです。焦らず、ご自身の身体と向き合いながら、じっくりと改善を目指しましょう。

6.4.2 施術計画の相談

初回のカウンセリングや施術後に、施術者から今後の施術計画について説明があるはずです。ご自身の希望や疑問点を伝え、納得のいく施術計画を立てることが重要です。

7. まとめ

つらいめまいと吐き気は、日常生活の質を著しく低下させ、精神的な負担も大きいものです。これらの不調は、良性発作性頭位めまい症やメニエール病といった特定の疾患だけでなく、自律神経の乱れ、首や肩のコリ、さらには内臓機能の低下など、全身のさまざまな要因が複雑に絡み合って引き起こされることがあります。

オステオパシーは、身体を一つの統合されたユニットとして捉え、手技によって全身のバランスを調整する施術法です。頭蓋骨や仙骨の動き、首や背骨の歪み、内臓の機能低下といった根本原因にアプローチすることで、脳脊髄液の流れや神経伝達を正常化し、自律神経のバランスを整えていきます。

結果として、全身の血流やリンパの流れが促進され、ご自身の持つ自然治癒力が最大限に引き出されることで、めまいや吐き気の症状の頻度や強度が軽減され、日常生活の質が向上し、再発予防にもつながることが期待できます。めまいと吐き気でお悩みの方は、ぜひ一度オステオパシーによる根本原因へのアプローチをご検討ください。

何かお困りごとがありましたら当院へお問い合わせください。

小窪 一春

投稿者:小窪 一春

1980年2月22日生まれ
O型
趣味:子供と釣り、新しい治療の勉強と研究

カイロプラクティック(アクティベーター)
オステオパシー
機能神経学
シナプス療法