昭島市,西立川の整骨院,骨盤矯正ならHaru整骨院

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柔道整復師:小窪一春(Haru整骨院院長)

「なんだかいつも体がだるい」「微熱が続いていてつらいけれど、検査では異常なしと言われた」そんな原因不明の熱にお悩みではありませんか?もしかしたら、その症状は自律神経失調症によるものかもしれません。自律神経は私たちの体温調節に深く関わっており、そのバランスが乱れることで、体は熱っぽさを感じることがあります。この記事では、自律神経失調症がなぜ熱を引き起こすのか、その謎のメカニズムから、他の病気との見分け方、そして身体の歪みを整える整体のアプローチがどのように役立つのかを詳しく解説します。あなたのつらい熱の原因が自律神経の乱れにある場合、整体で骨格の歪みを整えることや、日々の生活習慣を見直すことが、体調の改善へとつながる大切な一歩となるでしょう。この情報を通じて、あなたの体調を整え、快適な毎日を取り戻すための一歩を踏み出していただければ幸いです。

1. 自律神経失調症でなぜ熱が出る?その謎の体温上昇のメカニズム

自律神経失調症の症状は多岐にわたりますが、中でも原因不明の熱が続くことに悩まされる方は少なくありません。体調が優れないのに、熱の原因がはっきりしないことで、不安を感じることもあるでしょう。なぜ自律神経の乱れが体温の上昇につながるのか、そのメカニズムを詳しく見ていきましょう。

1.1 自律神経と体温調節の密接な関係

私たちの体温は、常に一定に保たれるよう、自律神経によって厳密にコントロールされています。自律神経は、活動時に優位になる交感神経と、リラックス時に優位になる副交感神経の二つから成り立っています。この二つの神経がバランスを取りながら、脳の視床下部にある体温調節中枢と連携し、体温を調整しています。

例えば、暑い時には血管を拡張させて熱を放散させたり、発汗を促して体温を下げたりします。逆に寒い時には血管を収縮させて熱の放散を防ぎ、体を震わせて熱を作り出したりします。これらすべては、自律神経の働きによって無意識のうちに行われているのです。体温を適切に保つためには、この自律神経のバランスが非常に重要となります。

1.2 ストレスが引き起こす自律神経の乱れと発熱

精神的・肉体的なストレスが過度に加わると、この自律神経のバランスが大きく乱れてしまいます。特に、ストレスによって交感神経が優位な状態が長く続くと、体温調節機能に影響が出やすくなります

交感神経が過剰に働くことで、血管が収縮し、本来であれば体外へ放散されるべき熱が体内にこもりやすくなります。また、ストレス反応として体内で熱が作られやすくなることもあります。このような状態は、感染症などによる発熱とは異なり、「心因性発熱」や「ストレス性発熱」と呼ばれることもあります。自律神経失調症における熱は、まさにこのメカニズムによって引き起こされることが多いと考えられています。ストレスが体温調節中枢に影響を与え、微熱という形で現れることがあるのです。

1.3 微熱が続く、だるい…自律神経失調症の代表的な熱の症状

自律神経失調症による熱の症状は、一般的に「微熱」が続くことが多いのが特徴です。具体的には、37℃台前半の熱が数週間から数ヶ月にわたって続くことがあります。また、体温が一日の中で大きく変動しやすく、朝は平熱でも午後になると微熱が出る、といったケースも見られます。

この微熱には、倦怠感やだるさ、頭重感、めまい、不眠といった他の自律神経失調症の症状が併発することがよくあります。身体のだるさが特に強く感じられ、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。一般的な風邪やインフルエンザのような、高熱や関節痛、喉の痛みなどの症状は伴わないことが多く、検査をしても異常が見つからないために、ご自身の体調不良に不安を感じる方もいらっしゃいます。以下に、自律神経失調症による熱の特徴をまとめました。

2. 自律神経失調症による熱の原因は?他の病気との見分け方

自律神経失調症によって引き起こされる熱は、感染症や炎症など、身体に具体的な異常がある場合の発熱とは異なる性質を持つことがあります。そのため、なぜ熱が出ているのか原因が特定できず、不安を感じる方も少なくありません。ここでは、自律神経失調症による熱が、他の病気による熱とどのように異なるのか、その見分け方について詳しく見ていきましょう。

一般的に発熱は、体内に侵入したウイルスや細菌と体が戦っているサインや、どこかで炎症が起きているサインとして現れます。しかし、自律神経失調症による熱は、体温調節機能の乱れやストレス反応が主な原因となるため、一般的な発熱とは異なる経過をたどることが特徴です。

他の病気による熱と自律神経失調症による熱には、次のような違いが見られることがあります。

2.1 検査で異常なしでも熱が続くケース

自律神経失調症による熱で最も特徴的なのは、医療機関での検査を受けても、発熱の原因となる具体的な病気が見つからないという点です。血液検査で炎症反応が認められなかったり、感染症の兆候が見られなかったりする場合、多くの方が「なぜ熱が出るのだろう」と疑問や不安を感じることでしょう。

このようなケースでは、自律神経の乱れが体温調節機能に影響を与えている可能性が考えられます。自律神経は、私たちの意思とは関係なく、心臓の動きや呼吸、消化、そして体温の調節など、生命維持に必要なあらゆる身体機能をコントロールしています。ストレスや不規則な生活習慣などによって自律神経のバランスが崩れると、体温を適切に保つ機能がうまく働かなくなり、微熱が続くことがあります。

特に、精神的なストレスや過労が続くと、交感神経が優位な状態が長く続き、身体が常に緊張しているような状態になります。この状態が続くと、体温を上げる働きが活発になりすぎたり、逆に体温を下げる働きが鈍くなったりすることで、微熱が慢性的に続くことがあるのです。また、自律神経の乱れは、免疫機能にも影響を与えることがあるため、微熱とともに身体のだるさや倦怠感が強く現れることもあります。

検査で異常が見つからないからといって、身体の不調がないわけではありません。このような熱は、身体からのSOSサインとして捉え、自律神経のバランスを整えることの重要性を示唆しています。

3. 整体で自律神経失調症の熱は改善する?身体の歪みを整えるアプローチ

3.1 骨格の歪みが自律神経に与える影響

私たちの身体を支える骨格、特に背骨や骨盤の歪みは、自律神経の働きに深く関わっていると考えられています。背骨の中には、脳から全身へと伸びる神経の束が通っており、この神経が自律神経の指令を各器官へと伝えています。もし背骨に歪みが生じると、その周囲の筋肉が不自然に緊張し、神経が圧迫されることがあります。

このような神経への物理的なストレスは、自律神経の伝達を阻害し、そのバランスを乱す原因となることがあります。例えば、交感神経が過剰に優位になったり、副交感神経が十分に働かなかったりすることで、体温調節機能にも影響が及ぶ可能性があるのです。骨盤の歪みもまた、背骨全体のバランスに影響を与え、結果として自律神経の乱れにつながることがあります。

3.2 整体による具体的な施術内容と効果

整体では、手技を用いて骨格の歪みを丁寧に調整し、身体全体のバランスを整えることを目指します。具体的な施術内容としては、以下のようなアプローチが挙げられます。

これらの施術を通じて、身体の歪みが改善されると、神経伝達がスムーズになり、血流も促進されます。結果として、自律神経のバランスが整いやすくなり、身体が本来持っている回復力が引き出されることが期待できます。

3.3 整体で期待できる身体の変化と体温調節機能の改善

整体によって身体の歪みが整い、自律神経のバランスが見直されると、様々な身体の変化を感じられることがあります。例えば、長年の肩こりや腰痛が和らぐ、呼吸が深くなる、身体が軽くなったように感じる、といった変化です。これらの変化は、身体の緊張が解け、血流やリンパの流れが改善された証拠とも言えます。

特に、自律神経のバランスが整うことで、身体が本来持つ体温調節機能もスムーズに働くようになることが期待されます。交感神経と副交感神経が適切に機能することで、体温を上げる、あるいは下げるという身体の働きが円滑になり、自律神経失調症による微熱などの不調が見直される可能性も考えられます。身体の調和が取れることで、体温だけでなく、睡眠の質や精神的な安定にも良い影響をもたらすことがあります。

4. 自律神経失調症による熱への対処法と生活習慣の見直し

自律神経失調症による微熱や体調不良を和らげるためには、日々の生活習慣を見直すことが非常に重要です。ここでは、ご自身で取り組める具体的な対処法をご紹介します。

4.1 質の良い睡眠と適度な運動

自律神経は、日中の活動を司る交感神経と、夜間の休息を司る副交感神経のバランスで成り立っています。このバランスを整える上で、質の良い睡眠は欠かせません

就寝前のスマートフォンやパソコンの使用は、脳を覚醒させ、スムーズな入眠を妨げる可能性があります。寝る前はリラックスできる読書や音楽鑑賞などに切り替え、寝室の環境を整えることも重要です。室温や湿度を快適に保ち、光や音の刺激を最小限に抑えましょう。睡眠不足が続くと、交感神経が常に優位になりがちで、これが体温調節機能にも影響を与え、微熱が続く原因となることも考えられます。

また、適度な運動も自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。特に、ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチ、ヨガなどの有酸素運動は、心身のリラックスを促し、副交感神経の働きを活性化させます。運動によって血行が促進され、体温調節機能がスムーズになることも期待できます。しかし、過度な運動はかえって身体に負担をかけ、交感神経を刺激しすぎてしまうこともあるため、ご自身の体調に合わせて無理のない範囲で行うことが大切です。

4.2 食事と栄養バランスの重要性

日々の食事は、私たちの身体だけでなく、自律神経の働きにも深く関わっています。栄養バランスの取れた食事は、自律神経の安定に不可欠です。

特に、神経の働きをサポートし、ストレスへの抵抗力を高めるために、以下の栄養素を意識して摂取することをおすすめします。

これらの栄養素は、肉、魚、野菜、果物、穀物、豆類など、様々な食品からバランス良く摂ることが大切です。また、腸内環境を整えることも自律神経のバランスに影響を与えますので、発酵食品や食物繊維を積極的に摂ることを意識しましょう。カフェインや糖分の過剰摂取、加工食品ばかりの食事は、自律神経を乱す原因となることがあるため、注意が必要です。

4.3 ストレス軽減のためのリラックス法

ストレスは自律神経のバランスを大きく崩す要因の一つです。日々の生活の中で、意識的にストレスを軽減する時間を持つことが大切です。

深呼吸や瞑想は、手軽にできるリラックス法です。特に、ゆっくりとした腹式呼吸は副交感神経を優位にし、心拍数を落ち着かせ、身体をリラックス状態へと導きます。数分間でも良いので、意識的に呼吸に集中する時間を持つことで、心の落ち着きを取り戻すことができます。

アロマテラピーや温かいお風呂にゆっくり浸かることも、心身の緊張を和らげるのに効果的です。心地よい香りに包まれたり、温かい湯に浸かることで、身体が温まり、筋肉の緊張がほぐれてリラックスできます。趣味に没頭する時間や、自然の中で過ごす時間も、気分転換になり、ストレスを軽減する良い機会となります。自分にとって心地よいと感じる方法を見つけ、積極的に生活に取り入れることが、自律神経のバランスを整え、体調を安定させる一歩となります。

5. まとめ

自律神経失調症による熱は、身体が発する大切なサインです。ストレスや生活習慣の乱れが自律神経のバランスを崩し、その結果として体温調節機能に影響が出ている可能性が高いことを、この記事を通じてご理解いただけたでしょうか。

検査では異常が見られないにも関わらず続く微熱や倦怠感は、まさに自律神経の乱れが原因かもしれません。身体の歪みが自律神経に影響を及ぼし、それが熱の一因となっていることも少なくありません。整体は、このような身体の歪みを丁寧に整え、自律神経の働きをサポートすることで、体温調節機能の改善にも貢献できるアプローチの一つです。

しかし、整体による施術だけでなく、質の良い睡眠、適度な運動、バランスの取れた食事、そしてストレスを上手に管理するリラックス法など、日々の生活習慣を見直すことが何よりも大切です。これらを総合的に取り入れることで、自律神経のバランスが整い、つらい熱の症状も和らぐことが期待できます。

もし、自律神経失調症による熱の症状でお悩みでしたら、当院へお問い合わせください。

小窪 一春

投稿者:小窪 一春

1980年2月22日生まれ
O型
趣味:子供と釣り、新しい治療の勉強と研究

カイロプラクティック(アクティベーター)
オステオパシー
機能神経学
シナプス療法