ぎっくり腰とはどんな状態!?
腰痛って経験した方はわかると思いますが初めて腰痛になったときは本当に辛く感じますよね(>_<) 私、小窪も腰痛持ちですがそんな辛い経験が幾度とありました。
今ではできるだけ腰痛にならないよう自己体操でメンテナンスしているのであまり激しい腰の痛みはありません。
腰痛で辛い代表が今回のテーマぎっくり腰です。 ちなみにぎっくり腰は「魔女の一撃」「ドラゴンの一撃」などと呼ばれそれぐらい痛いことを表しています。
病院に行ってレントゲン・MRIを撮っても特に異常がでないことが多く急性腰痛と言われるケースが多いと思います。
普通にぎっくり腰と思いきや腰椎椎間板ヘルニアを合併する場合もあるので単純にぎっくり腰とあとで大事にもなりかねないのでその辺の解説もします。
なんでぎっくり腰になるのかをハル整体院式視点で解明していこうとおもいます。
身体の疲労が蓄積
多い一つが筋肉性の疲労です。 いつも中腰になる人、重い物を運ぶ人に多く、僕が昔引っ越しのバイトを長期間していた時ですが社員の方がよくぎっくり腰になるのを見かけました。
ほとんどがやはり中腰で重い荷物を運ぶ瞬間になってしまい、中にはもう何度もなっていると言っている方も多かったです。 もうひとつが内臓疲労によるもの。
食事のバランスが悪かったり暴飲暴食していると内臓が疲れてきます。胃・腸・肝臓・腎臓が疲れてくると背中・腰がどんどん緊張してきて限界を超えていきます。
睡眠時間が遅くなる場合もそうです。寝ている間に内臓がお休みをして回復するのですが時間が遅い・少ないと回復できません。
骨格の歪みからもおこる
身体が歪んで腰のバランスの均衡が崩れてしまった場合も起こります。
脊柱は自然なS字のカーブをしていてこのカーブが脊椎にかかる重みや歩行時の衝撃を和らげ、人が安定した直立姿勢がとれるように、とても柔軟な体の安定性を生み出しています。
背骨の3つのカーブでバネのような弾力性をもち上半身の重みと足からの衝撃を分散する役目があります。
しかし不良姿勢で身体が歪んだり、不良姿勢での作業で腰への蓄積によって腰椎を構成する骨や椎間板が変形したりと、背骨のS字のカーブが崩れてしまいます。
それでぎっくり腰になりやすいのです。
ではどこが痛くなることが多いのか?
一つ目は脊柱起立筋・腰方形筋・多裂筋などの筋肉の損傷が多くみられます。
これは脊柱の筋肉に負担が増大したときに起こりやすく背骨の近くの筋、あるいは腰を回旋させる筋肉です。
二つ目は仙腸関節捻挫。
いわゆる骨盤のつなぎ目の部分。ここは身体が片方に重心が寄ってしまい負担がかかった場合に多い。
三つめは腰椎の部分。
要は背骨ですがS字のカーブが無くなり背骨の間にある椎間板(軟骨)が急激に挟まれ痛めてしまうもの。
先ほど申した注意しなければいけないのはこの椎間板(軟骨)の物で椎間板の中央にある髄核というゼリー状の部分が後方に飛び出てしまうと腰椎椎間板ヘルニアを合併します。
そうするとなかなか治りが悪く治療方法も的確でないとより一層治りが悪くなっていきます。
ではなってしまったらどうすればよいか
腰を触って熱間があればあるほど痛めているケースが多いです。
文献によっては温めると良いとされるケースがあるとされていますがここではオーソドックスに冷やしてくことが一番だとお勧めします。
アイスノンをタオルでまいて15分冷やします(20分以上は逆に炎症が強くなるからやらないでください) それを1時間おきにやっていいます。
お風呂は温めますので最低3日間は入らないでください(状態により日数は前後します) シップは4・5時間で効果が切れるので張り替えてください。
初日に動けなくても上記をしていればだいたい次の日には少しは動けてきます。
そうしたら少しずつ動くようにしてください。安静にしすぎると筋肉を動かさないので回復力が遅くなる場合が多いです。
ベッドから起きるときは両膝を立てておりる側にゆっくり倒し、倒した足をベットの外に出してからゆっくり手で身体を起こすと起きやすいです。
是非ぎっくり腰になった方は実践してみてください。 腰の専門治療院は昭島・立川・日野での整体、西立川駅から徒歩10分ハル整骨院で!(^^)!