五十肩にステロイド・ブロック注射、湿布や薬は効くのか?
五十肩の罹患数は国内で600万人いると言われています。
かなり多くの方がかかっていますが病院や整形外科に行かれるのが一般的だと思います。
中でも多いのがステロイド注射やブロック注射、湿布や薬を出してもらう方法です。
それらが本当に有効なのか、どのような方法が効果的か。
まずは原因から見ていきましょう。
五十肩の原因
・無理な使いすぎや何かで痛めて発症することも。
・不良姿勢により肩回りのバランスが崩れて発症しやすくなる。
・運動不足により筋腱が硬くなるため。
以上が主な原因ですが、
近年ではPC作業やスマホで姿勢が悪くなったり、
ストレスや食生活などで筋緊張が強くなり五十肩になりやすくなっています。
参考情報:五十肩 – 症状と原因 – Penn Medicine
五十肩におけるステロイド・ブロック注射とは?
ステロイド注射
- 五十肩の治療の進行を止める目的と痛みを軽減するものがある。
- 特に痛みが強いときや他の治療で症状が改善されない場合には考慮されます。
注射の目的
- ステロイドは強力な抗炎症作用を持つため、五十肩によるや炎症を効果的に軽減させることができます。
- 痛みの部位に直接薬剤を投与することで、初期の症状緩和を期待する。
内臓に問題がある方にはお勧めはできません。
また、軽減はしてくれるが完治には至ることはあまりないのでずっと注射を打っていないと痛みが収まらないこともあります。
参考情報:プライマリケアにおける癒着性関節包炎に対するコルチコステロイド注射ーNLM
五十肩におけるブロック注射
- ブロック注射は、特定の神経を「ブロック」し、痛みを一時的に軽減する治療方法です。
- 五十肩の場合、肩周囲の痛みを伝達する神経への負担を軽減するために注射をします。
注射の目的
- ブロック注射の主な目的は、神経を一時的に麻痺させることで痛みを軽減することです。
- 痛みが強く、日常生活やリハビリテーションが困難な場合には、痛みを伴うための一時対策として施行されることが多い。
神経をブロックしてくれるのですが、五十肩の場合は神経だけでなく筋肉や関節にも問題があり根本から改善することは難しい。
こちらも一時しのぎでしかなく、なかなか根本施術にはなりずらいです。
参考情報:凍結神経痛の治療のための肩甲上神経ブロックーNML
五十肩に用いられる一般的な薬
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お薬 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
- 目的:炎症の軽減と痛みの緩和
- 代表的な薬:ロキソニン、ボルタレン、セレコックスなど
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お薬 筋弛緩薬
- 目的: 筋肉のこわばりや冷静の緩和
- 代表的な薬:ミオダール、リボトリールなど
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湿布(外用薬)
- 目的: 直接痛みの部位に塗布し、痛みや炎症の緩和を目指す
- 代表的な薬:ロキソニンテープ、ボルタレンゲル、フェルビナックテープなど
薬や湿布はとても手軽で痛いときにすぐに使用できます。
また、湿布は張るだけなので副作用も少なく(腫れる方もいます)気持ちよさもあり楽になります。
ただずっと効果が続くわけではありません。
これらは神経には作用はしますが構造を変えるものではありません。
参考情報:五十肩 | ジョンズ・ホプキンス医学
まとめ:五十肩治療の最適なアプローチとは?
では五十肩の根本的なアプローチはどのようなものか?
肩の関節を覆っているものは神経だけではありません。
筋肉や靭帯、骨や関節包を刺激してくれる施術が理想です。
カイロプラクティック・オステオパシー、その他様々な治療法があります。
治療院の情報を調べてから自分に合った施術を見つけることが改善の近道です。
四十肩・五十肩は放っておいても治りづらいものです。
しっかりと治して再発させないよう根本から身体を変えていきましょう。
Haru整骨院では四十肩・五十肩の根本施術を行っております。
カイロプラクティック(アクティベーター)で関節を正常化させ、
オステオパシーで靭帯や筋肉のバランスを整え、
シナプス療法で神経から筋肉の通りを良くし、
機能神経学で脳から身体すべての機能を促進させます。
病院や整形外科でダメだった、何をしても良くならなかった方は一度ご相談ください。