昭島市・西立川で四十肩・五十肩の根本改善ならHaru整骨院

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柔道整復師:小窪一春(Haru整骨院院長)

ある日突然手を動かすと肩や腕が痛くなる。

何日かすれば治るだろうと様子を見ていたが一向に治る気配がしない。

整形外科で診てもらったら「四十肩(五十肩)ですね」と言われてしまった。

なんて方も多いと思います。

ここでは四十肩(五十肩)の原因と予防、改善方法をご紹介します。

 

どうして四十肩・五十肩になってしまうのか?

まず四十肩・五十肩という名称ですが、これが正式名称ではありません、あだ名みたいなものです。

部位によっても名前がかわりますが、

肩関節周囲炎」「肩関節滑液包炎」「上腕二頭筋長頭腱炎

に分かれいてこれらの総称を四十肩・五十肩と呼んでいるのです。

俗に言う40代になりやすいから四十肩など言われるようになりました。

もちろん90歳でも四十肩になる可能性はあります。

近年では30代の方たちにもかなり多く当院に来られます。

それはどうしてでしょうか?

他の年代の方たちにも言えることですが一番の原因は

姿勢が崩れること」になります。

それは現代の生活習慣で欠かせないもの、「スマホ」が原因になります。

もうお気づきかもしれませんがこのスマホやPC作業の普及が四十肩・五十肩の若年化を引き起こすことに。

若年化だけでなく全体的にも四十肩・五十肩が昔よりも増えました。

もちろんスマホだけでなく運動不足などでも姿勢不良を招きやすくなり、

運動不足自体が筋肉が弱まって四十肩五十肩になりやすい原因とも言えます。

 

姿勢の悪さがどのように影響を及ぼすのか

姿勢が悪くなれば肩が内に入ってきます。

いわゆる猫背・巻型状態になります。

※元々姿勢良い方で巻肩に見えにくい方もいる

この巻型状態になると前の筋肉が縮まり後ろの筋肉が引き延ばされる状態に。

肩の状態がアンバランスになり肩の血管が圧迫され筋肉たち栄養が行かなくなり

炎症」を引き起こすことに。

この炎症が痛みを誘発して腕を動かさなくなり、

より肩の血行が悪くなりどんどん痛くなる悪循環にさせます。

時が経って治ることもありますが多くの場合長期にわたって痛みを出します。

また、痛みが治っても本来の可動域より減少したまま痛みが引き、

治ったと思い錯覚することがあります。

実は治っていなく数年後にまた再発するケースも多々あります。

※反対の肩と可動域を比べると治っているか確認できる

 

予防と改善方法

 

まずは自分の姿勢確認

椅子に座りどれくらい背中が伸ばせるか確認してみましょう。

しっかり深く座りみぞおちの後ろ側がどれくらい前に伸ばせるかがポイントです。

 

次に肩と腕の可動域検査

その座っている状態で手をバンザイで耳につけるよう腕をまっすぐに伸ばします。

どれくらい上がっているか、左右差はあるかを確認します。

 

座りながら姿勢改善

姿勢改善をすることが予防法の一つになります。

1,写真のように椅子に座ってもらいます。(背もたれ付の椅子か背もたれが何もない椅子が良い)

2,背中にぴったりと腰をつけ身体を前屈します。

3,このときに骨盤の上の方に空のペットボトル(できたら600mlが良い)を入れます。

4,しっかりときつめに入れます。

5,入れたまま起き上がり背中が壁につかないぐらいが良い

 

やってみるとわかると思いますがかなり骨盤が前に倒れた感じになるはずです。

思ったより沿っている、これが正しい姿勢なのです。

最初のうちは筋肉が衰えているから5分するだけでも大変だと思いますが、

少しづつ時間を延ばしてこの状態でご飯など食べることができればかなりの筋肉がついてるはずです。

 

タオル体操で背筋を鍛える

 

こちらはタオルと使って姿勢筋=背筋を鍛えます。

1,座っても立ってもどちらでもいいのでバスタオルを両端に写真のように持ちます。

2,タオルを頭の後ろにに持っていきます。

3,できるだけ力が抜けた状態でタオルを下におろします。

4,これをできるだけゆっくりと10回ほどやります。

イメージとしては菱形筋という筋肉を動かすようにやるのがポイント!

 

応用編

次に座ってやります

1,タオルを肩幅より小さく持ち頭の上に持っていきます。

2,横に倒して3を数えて反対側にも倒します。

3,これを10回ほどやります。

4,タオルを頭の上に持ったまま身体を左に捻ります。

5,捻った後、身体を後ろに倒し3を数えて反対側もやります。

6,これも10回ほどやります。

ポイントとしてはしっかり胸を張ることが大切になってきます。

 

やった後に先ほどの可動域検査をしてみましょう。

やる前より可動域が良くなれば姿勢による予防と改善が見込まれます。

姿勢確認もしてみましょう。

先ほどより背中がなばしやすくなった、呼吸しやすくなった方は効果ありです。

また肩こりや頭痛が軽減される方もいますのでそうゆう方は是非続けてやってみてください。

 

姿勢を変えるだけで肩だけでなく様々な問題が解決されることも

 

姿勢改善法はいかがだったでしょうか。

少しの時間で簡単に猫背や巻型を解消できます。

四十肩五十肩だけでなく肩こり首こり、頭痛や目の疲れ、呼吸が浅い、めまいや耳鳴りも解消されることもあります。

つまり色々な問題につながっていることが多いのです。

また、近年のお子さんの姿勢不良が多く目につきます。

よく姿勢矯正で親が連れてこられるのですが、

ほぼ99パーセントが上記の座り方を最初はできづらいのです(筋肉が無いから)

姿勢が悪いと思っている親御さんは是非やらせてみると姿勢だけでなく、

身体の調子や集中力UPで勉強効率もグンとアップすること間違いなしです。

手軽にできる姿勢改善法お時間ちょっとあるときだけでもやってみるといいですよ。

 

小窪 一春

投稿者:小窪 一春

1980年2月22日生まれ
O型
趣味:子供と釣り、新しい治療の勉強と研究

カイロプラクティック(アクティベーター)
オステオパシー
機能神経学
シナプス療法